往年の、ハリウッド・ミュージカル映画が好きな私。
大好物は、大全盛の1940年代から50年代にかけての作品群とスター達。
ユニバーサル、コロムビア、ROK、フォックス、ワーナー、パラマウント、etc…製作会社のミュージカルものも集めていて、もちろん素晴らしいけれど…
やはりミュージカルと言えば…
『MGM』よ(^-^)w
何と言えば良いのか…
ひと目、見れば、これはMGM製作の映画と判ってしまう程の豪華絢爛さなのよ。
私って、押し付けがましい所があって(爆)友人知人に…
「お願いだから、だまされたと思って、この映画を観てっ!!」
…と、無理矢理DVDを、プレゼントしちゃう癖があります(ある意味ウザい釜←笑)
↑その押し付けプレゼント・by・ミュージカル映画バージョンの場合は「必ず」3本のDVDを渡すわけ。
1:ジーン・ケリー主演。
『雨に唄えば』
2:ジュディ・ガーランド主演。
『若草の頃』
3本目が、今回ご紹介する、フレッド・アステア主演の…
『バンド・ワゴン』です。
ジュディ・ガーランド。ジーン・ケリー。フレッド・アステアと言えば…
言わずと知れた、世界的世紀の大スター。
驚異的なダンス。唄。名演技。
何よりも超人圧倒的な存在感。
こちらの作品は、アステアの数ある作品群の中でも、史上最高のダンスと内容で、ミュージカル映画の最高峰の一つと、現在でも呼ばれている大傑作です。
*ざっと、あらすじを…
落ち目の元ミュージカル・スター(アステア)が、友人の脚本家夫妻の手を借りて、第一線に返り咲こうと、さぁさ、あれこれと大奮闘。
ヒロイン相手役には、バレリーナとして活躍する(シド・チャリシー)を抜擢するも、意気投合が出来ずに四苦八苦。
脚本も、時代錯誤、アングラの境地すぎて意味不明。
さて…落ち目のスターは、ドン底から、這い上がる事が出来るのか…
コメディタッチのミュージカル作品で、明朗さ満点。
観ていると、楽し(幸せ)すぎて息つくヒマも無く「あっ!」と言う間に終わってしまい…
『まだ観たい!!』と、繰り返し観て、購入。
保存したくなる事うけあいな素晴らしさ。
ヒロイン、助演、脇の演者にも恵まれ、次々と唄い踊るナンバーは奇跡的。
その奇跡的なナンバーのダンスは、アステアと、シド・チャリシー。
このベスト・コンビネーションあってのもの。
これまた伝説的スター、シド・チャリシーの、美しく優雅、完璧、パワフルなダンスは、豪華なセットなどいらず、彼女さえ居れば、すべてOKな領域。
現在公開しても、超大作映画以上に、華麗で豪華、そしてお洒落…
それが、昭和28年の公開とは…
恐れ入りますm(__)m
1953年作品。
問答無用の百点。
(*^-‘)w